セダム・ブルビフェルム 
sedum bulbiferum  (ベンケイソウ科)

和名:子持ち万年草(コモチマンネングサ)

東京でも野草として自生しています。しかし当館ではなかなか入手できませんでした。
繁殖は主に夏期上部茎の長葉の元に生じるムカゴ(子芽)が落ちて根を出す方法をとるようです。
ムカゴ・子芽は秋から冬、春先まで対生の丸葉で過ごし春から上部に伸ばす茎に互生の
長葉をつけ、その葉の元にムカゴを生じます。またその茎から花柄を伸ばし花を咲かせます。
丸葉のうちはマルバマンネングサとそっくりですが、茎にマルバマンネングサのような
節のくびれがなくつるっと伸びていることで区別がつきます。



花の後、葉元のムカゴ(子芽)が落ちて根を出します。

春から初夏、花の前の形態。

花 初夏咲き。

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